
何を隠そう私は大学時代2回留年して卒業しました!周りには大学院を出たということで話を通しています。。
私は、今年やや大手のIT企業からコンサル会社へ転職をしました。
近年、IT企業からコンサルへ転職をする人は多くなっていると聞きます。。
ただ実際ITからコンサルへ業種変わるのはどうなのか?自分はコンサルスキルがあまりないから、転職に踏み切れない。。など人によって視点は異なると思います。
今回この記事は以下の人に読んでもらえればと思い、書いてるので以下に当てはまらない人は少し求めている内容と異なるかもしれません。。
・現在IT企業で勤務してて、コンサルへの転職を考えている人
・自分の人生に満足していない人
・自分の将来が心配な人
1 転職のきっかけ
目次

はじめに軽く私がコンサルの会社に転職しようと思ったきっかけを紹介します。IT企業からコンサル会社に転職したいと思う人は以下が多いのではと勝手に思っています。
- 年収を上げたい
- コーディング・テストではなく、さらに上流の工程をやりたい
- もてたい

私は上記だと年収を上げたいに該当しました

すぐにでもお金が必要だった私はこうして転職を決意しました。。
もともと新卒入社時にコンサルの会社に入社したかったというのも少しあります。。

かなり誠実でない転職理由ですが、行動力皆無の私はこれくらいの理由がないと転職しなかったと思うので、結果的にはよかった?と思いたいです。。
2 転職後の変化
個人的に感じたコンサル会社に入ってから感じた前の会社との違いは以下です。
- 給料がいい(年収ベースで150万以上)
- 忙しい・体力が必要(月残業時間で60Hくらい)
コンサルタントの給与体系

コンサルティング業界の給与は、主に以下の3つの要素で構成されています。
① 基本給(ベースサラリー)
コンサルタントの基本給は比較的高めに設定されており、特に外資系コンサルファームでは新卒でも高水準の年収が期待できます。
② ボーナス(業績連動報酬)
コンサルタントのボーナスは、会社の業績や個人の評価によって大きく変動します。特に成果主義の強い外資系企業では、ボーナスの割合が高く、年収の約20〜50%がボーナスとなることもあります。
③ その他のインセンティブ
プロジェクトベースでの成功報酬や、役職ごとの特別手当が支給されるケースもあります。また、パートナー(役員)になると、ファームの利益分配を受け取る仕組みもあります。
2. キャリアごとの年収相場
コンサルタントの年収は、キャリアの進展に応じて大きく変わります。以下は一般的なコンサルティングファームでの年収の目安です。
役職 | 年収目安(日系) | 年収目安(外資系) |
---|---|---|
アナリスト(新人) | 500万~800万円 | 700万~1,200万円 |
コンサルタント | 800万~1,200万円 | 1,000万~1,500万円 |
シニアコンサルタント | 1,200万~1,500万円 | 1,500万~2,500万円 |
マネージャー | 1,500万~2,500万円 | 2,000万~3,500万円 |
シニアマネージャー | 2,500万~3,500万円 | 3,000万~5,000万円 |
パートナー(役員) | 3,500万~1億円以上 | 5,000万円~数億円 |
外資系ファームでは、年収が日本企業よりも高く設定されていることが多く、特にボーナスの比率が大きい点が特徴です。
3 .8か月コンサル会社で勤務してみて
3.1 コンサルスキルは必要?
主に一般的なコンサルに求められるスキルは以下が挙げられますが、思ったよりは必要なかったという印象です。もちろん要所要所では求められますが、常にわかりやすく伝えるにはどうすればいいか?短く伝えるにはどうすればいいかなど考えながら行えば、そこまで懸念する必要がないと個人的には思います。
1. コンサルタントに求められる主要スキル
① 論理的思考力(ロジカルシンキング)
コンサルタントはクライアントの課題を正確に理解し、解決策を導く必要があります。そのため、「筋道を立てて考える力」が不可欠です。
💡 具体的なポイント
- MECE(漏れなくダブりなく)思考を徹底する
- 因果関係を明確にし、論理的に説明できるようにする
- フレームワーク(3C分析、SWOT分析など)を活用する
🛠 身につけ方
- 日常の出来事を論理的に説明する練習をする
- 書籍『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント著)を読む
- ケース面接の練習を通じて論理的思考を鍛える
② コミュニケーション能力
コンサルタントはクライアントやチームと密に連携しながら仕事を進めます。相手の意図を正しく理解し、的確に伝える力が重要です。
💡 具体的なポイント
- 要点を簡潔に伝えるプレゼン能力
- 相手の立場を考えたヒアリング能力
- 難しい内容を分かりやすく説明するスキル
🛠 身につけ方
- 結論ファーストで話す習慣をつける
- 相手の意見を要約する練習をする
- TED Talksなどを参考に、プレゼンの技術を学ぶ
③ 問題解決力
クライアントの課題を特定し、最適な解決策を提案する能力が求められます。
💡 具体的なポイント
- 問題の本質を見抜く分析力
- クリティカルシンキング(批判的思考)
- 実行可能な解決策を提案する実務能力
🛠 身につけ方
- 「Why?(なぜ)」を繰り返し、本質的な課題を考える
- 事例研究を通じて、解決策のパターンを学ぶ
- コンサルティングファームのケースインタビュー問題を解いてみる
3.2 コンサル会社の特徴
1. コンサル会社の主な種類と特徴
コンサルティング業界には、大きく分けて以下の4つのカテゴリーがあります。
コンサルの種類 | 特徴 | 代表的な企業 |
---|---|---|
戦略系コンサル | 経営戦略や企業の方向性を提案 | マッキンゼー、BCG、ベイン |
総合系コンサル | 戦略・業務・ITなど幅広く支援 | デロイト、PwC、アクセンチュア |
IT系コンサル | システム導入やDX支援 | アビーム、NTTデータ、IBM |
シンクタンク系 | 政府・公共機関向けのリサーチ | 野村総研(NRI)、三菱総研(MRI) |
① 戦略系コンサルの特徴
🔹 主な業務
- 企業の経営戦略・事業戦略の立案
- M&A(企業買収・合併)のサポート
- 新規事業の立ち上げ支援
🔹 特徴
- 超高給(新卒で1,000万円超えも)
- 体力勝負、激務が前提
- 優秀な人材が集まる競争環境
🔹 向いている人
- 知的好奇心が強く、論理的思考が得意な人
- 成果主義の環境で挑戦したい人
💡 代表的な企業
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)
- ベイン・アンド・カンパニー
② 総合系コンサルの特徴
🔹 主な業務
- 戦略、業務改善、IT支援など幅広いコンサル業務
- グローバル企業の経営支援
- 公共機関や金融機関向けのコンサル
🔹 特徴
- 戦略系に比べるとワークライフバランスがとりやすい
- 大手企業が多く、安定した環境
- ITや業務改善の知識が求められる
🔹 向いている人
- 幅広い領域に関わりたい人
- 安定した環境で成長したい人
💡 代表的な企業
- デロイト トーマツ コンサルティング
- PwCコンサルティング
- アクセンチュア
③ IT系コンサルの特徴
🔹 主な業務
- DX(デジタルトランスフォーメーション)支援
- ERPシステムやクラウド導入のコンサル
- IT戦略の策定
🔹 特徴
- ITスキル(プログラミング、データ分析)が求められる
- 他のコンサルに比べると専門性が高い
- 働き方は比較的ホワイトな傾向
🔹 向いている人
- ITに興味があり、システム構築に関わりたい人
- プロジェクトマネジメントが得意な人
💡 代表的な企業
- アビームコンサルティング
- NTTデータ
- IBMコンサルティング
④ シンクタンク系コンサルの特徴
🔹 主な業務
- 経済・社会問題に関する調査・研究
- 政府・自治体向けのコンサルティング
- 産業分析や未来予測
🔹 特徴
- 公共性の高い仕事が多い
- 戦略系ほどの激務ではない
- 研究志向の強い環境
🔹 向いている人
- 社会貢献に興味がある人
- データ分析やリサーチが得意な人
💡 代表的な企業
- 野村総合研究所(NRI)
- 三菱総合研究所(MRI)
- 日本総合研究所(JRI)
2. コンサル会社での働き方
① コンサルは本当に激務?
「コンサル=激務」と言われますが、会社やプロジェクトによって異なります。
コンサルの種類 | 激務度(★5段階) | 平均残業時間 |
---|---|---|
戦略系 | ★★★★★ | 80~100時間/月 |
総合系 | ★★★★☆ | 50~80時間/月 |
IT系 | ★★★☆☆ | 30~60時間/月 |
シンクタンク系 | ★★☆☆☆ | 20~40時間/月 |
戦略系コンサルは特にハードワークが求められますが、IT系やシンクタンク系ではワークライフバランスを取りやすい傾向にあります。
② コンサル会社でのキャリアパス
コンサルタントは成果主義のため、昇進スピードが速いのが特徴です。
役職 | 経験年数 | 年収目安 |
---|---|---|
アナリスト | 0~3年 | 500万~800万円 |
コンサルタント | 3~5年 | 800万~1,500万円 |
マネージャー | 5~8年 | 1,500万~3,000万円 |
パートナー | 10年以上 | 3,000万~1億円以上 |
30代で年収2,000万円以上になることも珍しくなく、成果次第で急成長できる環境です。
まとめ
コンサル会社には「戦略系」「総合系」「IT系」「シンクタンク系」など、さまざまな種類があり、それぞれの働き方や求められるスキルが異なります。
- 高収入・ハードワークを求めるなら戦略系
- バランスよくキャリアを積みたいなら総合系
- IT分野に興味があるならIT系
- 公共性の高い仕事をしたいならシンクタンク系
自分のキャリアプランに合ったコンサル会社を選び、長期的に活躍できる道を考えてみましょう!
コメント